はちみつや六で販売している商品は全て自身で育てたミツバチから採った蜂蜜です。とれたての蜂蜜をこして容器に詰めるだけで人工的な加工は加えておりません。不純物は一切なしのピュアハニーです。国内に流通している蜂蜜はほとんどが輸入品であり、国産蜂蜜の割合は5%ほどしかないといわれています。そのため、はちみつや六で扱う蜂蜜は国内でも貴重な分類に位置付けられます。
一人で養蜂業をしているため、あまり多くの蜂蜜は採れませんが、その分丁寧に蜂を育てています。元気で健康な蜂は美味しい蜜をたくさん集めてきてくれます。

蜂蜜の種類
はちみつや六では蜂蜜の種類を分けて採蜜をしています。複数の花の蜜が混在した蜂蜜のことを「百花蜜」といいます。それに対し、一つの花の蜜で構成された蜂蜜を「単花蜜」といいます。単花蜜には「桜」や「アカシア」「藤」などの様々な花の蜂蜜があります。単花の蜂蜜を採るにはその花が咲いている時期を上手く見極め、採蜜をする必要があります。単花蜜を採るのは意外と難しく、養蜂家自身の問題もありますが、天気や天候に左右されることも多いです。近年の異常気象により、本来は開花時期がずれるはずの花同士が同時期に咲いてしまったり、花が咲いている時期に台風が来て花が散ってしまったりということがあります。その場合、複数の花蜜が巣の中に混在してしまい、単花蜜として採ることができません。単花蜜が採れない年もあるということをご承知おきください。
単花の蜂蜜はその花によって香りや味が全く異なります。例えば、桜の蜂蜜は桜の香りや味が非常に濃厚、藤の蜂蜜は上品な香りでさっぱりした味わいです。はちみつや六の養蜂場の周囲には「桜」「藤」「アカシア」「エゴノキ」「栗」などの花が多く咲いています。毎年、できるだけ単花の蜂蜜を販売できるように花が咲く春前に準備を整えております。
蜂蜜はその地域にある花の蜜でできるため、その土地でしかみられない蜂蜜がたくさんあります。ぜひ花ごとの香りや味の違いを楽しんでいただけると幸いです。

全て手作業
はちみつや六では採蜜~蜂蜜の容器詰め、シール張りなどを全て手作業で行っております。作業も全て一人で行っているため、時間はかかりますが丁寧に行っております。
採蜜した後の蜂蜜は、まず粗目の網に通し、さらに細目のフィルターでこします。こし器に通すことで採蜜する際に蜂蜜に混ざってしまう巣片を取り除くことができます。
巣片を取り除いた蜂蜜を瓶詰めします。蜂蜜を入れる瓶は洗浄し煮沸消毒をしております。
ラベルや成分表を貼り、商品ができあがります。