運営者情報

はじめまして、「はちみつや六」と申します。栃木県で養蜂をしています。養蜂は、ミツバチが花の蜜から蜂蜜をつくり、その蜂蜜を人間が採るという一味違った珍しい畜産業です。ミツバチの生態はとても興味深く、飼育方法も独特です。季節や天気、気候ごとに応じた飼育手順を踏み飼育しなくては元気なミツバチは育たず、美味しい蜂蜜を採ることができません。難しさもありますが、ミツバチたちを育てることの楽しさや蜂蜜が採れた時の嬉しさは忘れることはできません。

これからもミツバチや樹木と共存しながら上品な香り高い蜂蜜を生産していきます。

はちみつや六について

平日はサラリーマンとして会社で働き、週末や出勤前は養蜂家として活動しています。プロの養蜂家さんのところへ弟子入りさせていただき、そこで養蜂の基礎を学びました。現在は1人で養蜂をしています。

防護服や手袋で身を守られていると、ミツバチを雑に扱ってしまって傷つけたり、潰してしまうことが多くなります。そのため、はちみつや六では、素手で飼育することにこだわっています。ミツバチに対して優しく接することができるようにという師匠の教えです。ミツバチたちは優しく扱われると気性が穏やかになります。逆に、雑に扱うと気性は荒くなり、巣箱に近づいただけで針で刺してくるようになります。

丁寧にミツバチに接し育てることで、毎年多くの蜂蜜を採ってきてくれます。はちみつや六で取り扱っている蜂蜜は全て自身で育てているミツバチから採蜜した国産蜂蜜に限定しています。砂糖や水あめなどの添加物は一切入っていません。天然の純蜂蜜は雑味が少なく上品な花の香りや味を感じることができます。


国内の養蜂業界では高齢化が進行しており、養蜂家も年々減少しています。その理由として新規参入の難しさがあります。養蜂に適した場所を見つけることが難しい、蜂に刺されるのが怖いというような様々な課題があります。

養蜂家がいなくなるということはミツバチもいなくなるということです。ミツバチで受粉させている野菜や果物などの農作物の生産にも大きな影響を及ぼします。

国内のスーパーやネットで流通している蜂蜜はほとんどが輸入品で、国産蜂蜜の割合は約5%といわれています。国産蜂蜜は値段が高いと思われるかもしれませんが、養蜂家が少ない現状や養蜂の仕事の中身を少しでも知って興味を持っていただけたら幸いです。