こんにちは!はちみつや六です。
もうすぐ春になり、蜂蜜が取れ出す時期になります。
春の採蜜に向けて、新しい巣を準備していきます。
巣礎について
ミツバチの巣がどうやってできるか知っていますか?
セイヨウミツバチの巣は基となる木の枠が存在します。
これを巣礎(すそ)といいます。
その巣礎にミツバチたちが厚さを増していくことで、蜜や幼虫を育てる六角形の部屋が無数にできます。
巣礎は購入したままでは使えず、基本的には三角形のコマを付けて使います。
これは巣と巣の間の間隔を一定に保つためです。

そうしないとミツバチは綺麗な巣を作ってくれません。
まだ養蜂業が忙しくない時期に巣礎にコマをつける作業をしておきます。
巣礎にコマをつける
準備するもの:巣礎、三角コマ、釘、ハンマー

方法はとても簡単です。
①;巣礎の右上に三角コマを置き、釘を打ち込み固定します。

②:ひっくり返して、裏面も同様に三角コマを固定します。
完成形はこの写真のようになります。

2、3枚なら余裕かもしれませんが、数十枚、数百枚もやるとなると結構大変です。
これから蜂を増やしていくため、巣をたくさん作っておく必要があります。
採蜜の時に古い巣を使っていると蜂蜜に色移りして、黒っぽくなる場合もあるため、できるだけ新しい巣を使うようにしています。
品質には影響ありませんが、綺麗な色の蜂蜜の方がいいいですよね。